日記

好きなものと日常

笹岡秀旭くんが見せてくれた青春の景色

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2021年6月3日(木)のPRODUCE101 JAPAN SEASON2では順位発表が行われ、40人の練習生が21人に減りました。

 

私の応援する笹岡秀旭くんは25位、ここで脱落となりました。

正直、とても悲しかったし辛かった。自分にできることがあまりにも少なくて、無力さに打ちひしがれた。一番辛いのは笹岡くん本人だったはずで、たくさんの素敵な景色を見せてくれた笹岡くんにそんな思いをさせてしまったのがなにより辛かった。

 

ここまでくると練習生全員に思い入れがあるので誰が落ちても大変辛くて、次の日自分が平常心を保てないであろうことが目に見えていたため、翌日はあらかじめ有休にしておきました。(この選択大正解だった)

 

笹岡くんを応援する日々はとても楽しくて、常に疲れてる自分にしては珍しくかなりのエネルギーが心の底から湧いてきて、活力に溢れる毎日でした。

本編の映像・Youtubeに上がる動画・運営から供給される画像などなどに沸き、それらから少しでも情報を得ようと一つ一つに目を凝らし、ツイッターで笹プの感想や考察を見て笑ったりあまりの洞察力に「おおぉ…」とうなったり…。

確実に毎日の活力になっていたし、笹岡秀旭の日プ挑戦を応援した日々は私の血となり肉となり、この日々で得たエネルギーと記憶は今後も私のことを支えてくれるのではないかと思います。

 

笹岡秀旭くんはいろんな側面を持った人で、彼の魅力や彼を表す言葉はたくさん種類があると思うけど、私が特に強く抱いた印象として、困難にぶつかっても静かな闘志でコツコツと努力を続ける人であり、人に物事を教える労力を一切惜しまず、他人に寄り添うどこまでも心が優しい人なのではないかと思いました。

(切り取られた一部しか見てない人間が、それだけの印象で誰かのことを語ることは非常に危険な行為だと、こういったオーディション番組やリアリティーショーの視聴を通して、わかってはいるのですが…。いろんな気持ちを整理するためにも書かせてもらいます。すべて個人の勝手な感想です。)

 

このPRODUCE101シリーズの特徴として、困難を粛々と乗り越える人にはスポットが当たりにくいことが挙げられています。そりゃ、番組ですから、制作側としてはストーリーやわかりやすい山場が欲しいですよね。チーム内のいざこざや衝突があった部分や、個人の目に見える葛藤が露呈し、最終的に乗り越えました といった流れに分量が割かれやすくなってしまう。そういう意味で、笹岡くんはストーリーの部分でピックアップされる場面はほとんどなかった人だと思います。限られた時間で全員に平等にスポットライトを当てることは不可能なので、仕方ないことではあるのですが。

 

笹岡くんのダンス歴はぎゅっとすれば1年程度とのことですが、レベル分け評価テストの際は元々のCクラスからBクラスへランクアップ。また、コンセプト評価曲のgoosebumpsでは西くん・田島くん・小池くん・中野くん等々ダンスのレベルがトップクラスのメンバーが揃うなか、くらいついて、短期間の練習でそんな激強メンツに混ざってもまったく違和感のないレベルまで仕上げ、メインボーカルを務めながら華麗なダンスを披露していてとても感動しました。あの激しいダンスを踊りながら、結構な高音パートもあるメインボーカルのパートを務め上げた笹岡くん、本当にすごいと思う。放送後にツイッターで感想を検索すると、他ファンダムの方の「笹岡くんのボーカルがgoosebumpsの高い完成度に貢献していた」といった感想が非常に多く見つかって、ファンとして私は本当に誇らしい気持ちになりました。

本編で放送されたgoosebumpsの練習風景では、これまで見たことないくらい辛そうな表情をしている笹岡くんが見切れており、顔も合宿当時より明らかに瘦せており、本番までの過程は本当に大変だったのだろうと思います。でも、そんな中でも惜しみない努力を続け、おそらく大きく崩壊することなく(いや、プデュの合宿って崩壊するのが当たり前なくらい過酷な環境だと思うんですけどね…)、周りと助け合いながら困難を乗り越えていく笹岡くんはとてもかっこいい。

 

あと、本編ではあまり放送されなかったのですが、本編以外のコンテンツやツイッターにあがってた現場レポートを拝見すると、笹岡くんに歌を教えてもらったことに言及する練習生が結構いるなあという印象でした。(その様子、本編でも放送しておくれ)

私は人に何かを教えるという行為が大の苦手だしとても下手な人間なので(職場でも永遠の一番下っぱでいたいタイプ)、自分の持っている知識や技術を惜しみなく人に教えてサポートできる人ってまっっっっじですごいと思うんですよね…。笹プたちの中では伝説となっている数々の練習生への優しい声掛けも、人生3周目くらいの仙人なのではないですか?と思うほど、人間力が高い人だ…と感じました。

 


www.youtube.com

 

サムネからもう涙なしでは見られないこちらの動画で、脱落後の笹岡くんのコメントがあります。(1:02~)

「今までどおり何かを頑張っていると思うので、皆様どうか僕を心のどこかで覚えていてくれたら嬉しいです。」

↑これを書きおこすために再生して、何度目かわからないほどの号泣してます。だめだ、全員頼むから最高に幸せになってくれ

 

笹プのあいだでも話題になっていましたが、“今までどおり何かを頑張っていると思う”というフレーズが、いつも何かを頑張っている努力家の笹岡くんらしくて、胸にくるものがありました。

正直、このフレーズだけではまた表舞台に出てくれる意思があるのかどうかはわかりません。笹岡くんが幸せになることが笹プの幸せだから、彼がどんな選択をしても応援します。でも、正直なところ、大好きな笹岡くんの姿をまた見たいから表舞台に帰ってきてほしいという思いが強くあるのも事実です。彼の人生なので、他人がこんなエゴを出してしまうのはお門違いだとわかってはいるのですが。

 

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 コンセプト評価バトルのウィナー8名にインタビュー! — 文・尹 秀姫 写真・高橋良美(吉本興業) | ananweb – マガジンハウス

上記インタビューの内容などからみるに、笹岡くんの音楽への思いは想像以上に強いし、アイドルというかたちではなくても、何かしら音楽に携わる活動をしてくれるのではないかな、してくれたらいいな…と勝手ながら望んでしまいます。

作曲が得意な笹岡くんなので、他のアーティストに曲提供をしつつ自分も曲を出して歌う、tofubeatsさんのような形態で活動されるのも素敵だな…と妄想してしまいました。(でも笹岡くんのダンスも大好きだからダンスもまた見たい…)

 

いくつかオーディション番組を見てきて、毎回推しはいたけど、オーディション番組放送中にここまで強い思いで特定の人を応援したのは初めてだったので、今はなんというか「駆け抜けたな…」という気持ちです。

ファイナル、そしてデビューに笹岡くんを連れていくことができなかったのはとても悔しいですが、この番組を通して笹岡秀旭という人に出会えたこと・笹岡秀旭を応援する人たちとともに一つの目標に向かって各々ができることを最大限におこない走り抜けたことは、私にとって紛れもない”青春”そのものでした。

社会に出て、年数が経過し、死んだ目で目の前のことをこなしていくだけだった自分に光を与えてくれた笹岡くん・そして全練習生の皆さんに、どうかどうか莫大な幸せが降り注ぎますように。

 

日々の供給をエネルギーにしていたけど、もう日プ運営から笹岡くんに関する公式の供給がないと思うと悲しい。でも、同じ地球で笹岡くんが頑張ってると思ったら背筋が伸びて、自分もやるぞ!という気持ちになれます。

笹岡秀旭くんのファンとして、恥ずかしくない人間になれるよう、これからの1日1日を頑張っていきたいと思います!

ありがとうございました!!!!!

 

(ちなみに、本編や周辺コンテンツの好きな場面などについて書く感想ブログはあと何個か書こうと思っています)